化粧品で起こるトラブル

肌荒れ | 05月10日更新

化粧品はお肌をきれいにするために使うものですが、これがかえって逆効果となってトラブルが起こることもあります。
たとえば使った化粧品がお肌に合わず、かぶれてしまったといったトラブルです。
かぶれが起こると一時的にお肌の赤み、かゆみなどが現れます。

化粧品が合わなくてかえって肌荒れを起こすというトラブルもあります。
よりきれいなお肌を作るために使った化粧品でこれらトラブルが起きては本末転倒ですが、実際にはこのようなことも起こり得るため、初めて使う化粧品などお肌に合うかどうか、トラブルが起きないか、十分に注意して使ってください。

化粧品でトラブルが起きたときの対応

化粧品が原因と思われるかぶれや肌荒れが起きた場合、まずはその化粧品のそれ以上の使用を中止してください。
このようなトラブルが起きないように十分注意して作られているものがほとんどですが、万が一体質に合わない場合は使用が推奨されません。
一度使用を中止の上、起きたトラブルの解決のため、皮膚科を受診するのがおすすめです。

かぶれや肌荒れといったトラブルは一般皮膚科で保険診療しています。
医師がそのお肌の状態を確認した上で、治療が必要な場合は薬の処方もしてもらえることが多いです。
このときには対象の化粧品の情報があった方が医師も判断がしやすいため、その化粧品の説明書か商品そのものをもって受診するといいでしょう。
これでひとまず一度起きたかぶれや肌荒れといったトラブルを解決できるでしょう。

ただ、問題はその化粧品が自分に合うのかどうかですよね。
もし体質的に合わない場合、また同じ化粧品を使うと同じ症状が出ることになります。
このときもまた同じように皮膚科に行って診察を受け、薬をもらえば症状はリセットできますが、できれば同じ症状がまた出るのは避けたい方も多いでしょう。
その化粧品はもう使わない方がいいのか、診察時に医師に聞いておくと安心です。

化粧品によるトラブルの治療費は？

合わない化粧品を使って起きたトラブルを皮膚科で治療した場合の治療費ですが、これは保険適用の病院に行けばそれほど高くはありません。
このトラブルの診断にあたって特に検査は必要ない場合が多いため、診察料は初診で1000円ほどになる場合が多いです。

あとは起きたトラブルを解決するための薬の費用ですが、こちらも保険適用となることが多く、塗り薬などがやはり1000円ほどとなる場合も多いですね。
ただ、かぶれや肌荒れが起きた範囲や状態によって薬の種類や量は変わります。
広範囲に深刻なトラブルが起き、多くの種類の薬がたくさん必要になる場合、薬代は1000円以上となる場合もあります。
また、その化粧品によって起きた肌トラブルの内容によって治療費も変わりますから、気になる方は受診前に病院まで相談してください。