皮膚科のかゆみ肌の治療法 - ニキビ、肌荒れ、吹き出物、乾燥肌 を皮膚科で治療できるの?

ニキビ、肌荒れ、吹き出物、乾燥肌 を皮膚科で治療できるの?
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肌荒れ | 10月13日更新

皮膚科のかゆみ肌の治療法

かゆみの原因

かゆみの原因は様々ですが、一般的によく知られているのは、アトピーと乾燥によるかゆみです。

アトピーとは、強いかゆみのある慢性的な皮膚炎です。

乳幼児がかかりやすいですが、近年は成人の患者の数も増えています。

肌の乾燥が悪化し、かゆみや炎症などを発症することがあります。

乾燥性皮膚炎と呼ばれており、別名皮脂欠乏性湿疹とも呼ばれています。

乾燥が原因の皮膚炎は、足のすねやわき腹など乾燥しやすい部位で発症しやすいです。

肌は古い肌と新しい肌を入れ替えるターンオーバーにより、潤いのある肌を保っています。

ターンオーバーで肌細胞が入れ替わったら乾燥性皮膚炎も治りそうに思えますが、そんな簡単な話ではありません。

乾燥している肌や、乾燥性皮膚炎を発症している肌は、ターンオーバーが早くなりがちです。

期間の短いターンオーバーの影響で、未熟な肌細胞が肌表面に押し上げられます。

未熟な肌細胞は、バリア機能も低く乾燥しやすいです。

せっかくターンオーバーで肌があらわれてもすぐに乾燥してしまいます。

そしてまたターンオーバーが短い期間で行われ、未熟な肌が乾燥するという悪循環が巡ってしまうのです。

このため乾燥性皮膚炎では、予防にせよ治療にせよ、保湿が大切です。

アトピーによるかゆみの治療方法

アトピーの治療は、身体の内側と外側からアプローチを行います。

基本的にかゆみを抑えるための内服薬を飲みつつ、塗り薬や保湿剤で炎症を静めます。

アトピーの原因によってはアレルギーを抑える内服薬や、症状がひどい場合はステロイド外用薬などを治療に使います。

また漢方で治療することもあります。

乾燥性皮膚炎の治療方法

乾燥性皮膚炎の治療方法は、1に保湿2に保湿です。

乾燥が原因ですから、保湿をしなければ治療ははじまりません。

炎症がひどい場合は、炎症を抑えるステロイド外用薬や、抗ヒスタミン薬が処方されます。

自宅でできる乾燥肌対策

肌の乾燥は、日常生活に原因が隠れていることがあります。

お風呂で洗いすぎない、部屋を乾燥させないなど、肌を乾燥させない生活が、乾燥性皮膚炎の治療につながります。

その他乾燥性肌の治療中は、肌を刺激しない服を着る、掻いても肌が傷つきにくいように爪を短くする、血行促進によるかゆみを避けるためにアルコールや香辛料を避けるなどにも気を付けたほうがよいでしょう。

皮膚科では入浴方法や身体の洗い方など、生活習慣や日ごろのスキンケアのアドバイスも行ってくれます。

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