皮膚科のかぶれ肌の治療法 - ニキビ、肌荒れ、吹き出物、乾燥肌 を皮膚科で治療できるの?

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肌荒れ | 09月17日更新

皮膚科のかぶれ肌の治療法

かぶれとは

かぶれとは、特定の皮膚への刺激が、皮膚内部にも影響を与え、炎症を引き起こしてしまうことをいいます。
かぶれは湿疹とも呼ばれています。
多くの薬品や化粧品などは、皮膚に触れても、皮膚内部に害を与えることはほとんどありません。
しかし一部の刺激が強い薬品などは、皮膚に触れてしまうと、皮膚内部に炎症を引き起こしてしまいます。


かぶれは、刺激が強い薬品に触れると起きてしまいます。
カビ取り剤や漂白剤など、皮膚に触れたらすぐに洗い流すように説明書に書いてあるのはこのためです。
多くの人にはかぶれない物質でも、特定の人が触れるとかぶれてしまうことがあります。
これは特定の物質に触れてしまったことで、アレルギーが起きてしまったことが原因です。
刺激が強い物質が原因にせよ、アレルギーが原因にせよ、かぶれは皮膚科で治療できます。

かぶれ肌の治療方法

アレルギーによるかぶれは、薬で治療します。
ステロイド外用薬を塗ったり、症状が強い場合は抗アレルギー剤が処方されることもあります。
アレルギーによるかぶれの場合、何でアレルギーが引き起こされてしまったのか、原因を特定することが治療に不可欠です。
アレルギーの原因が特定できなければ、治療し完治しても再発してしまう可能性が高いからです。
アレルギー原因は、問診やパッチテストなどによって調べます。

かぶれが発症する前に、触れていたものや行動を医師に患者から聞き出し原因を究明します。
医師によっては雑談に似た問診をするため、せっかちな患者さんはやきもきすることもあるようです。
しかしアレルギーは思いもかけぬ物質で発症してしまうこともあります。
一見雑談と思えることも、医師にとっては大切な情報収集です。
早く原因を究明したいという気持ちも分かりますが、「急がば回れ」という言葉もあるように、医師の質問には出来る限り丁寧に答えるようにしましょう。
それでも早く原因を究明したいと考える場合、受診する前にかぶれが発症する前の行動や食べた物を、紙などにまとめておくことをおすすめします。
医師用と患者用でそれぞれ保管できるように、コピーしておくとよいでしょう。

パッチテストで原因究明

問診でアレルギー原因の予想はできても、それで本当にアレルギーが発症するのか分かりません。
アレルギーの原因を確定したいのなら、実際に原因に触れてアレルギーが起きるか確認しなければなりません。
アレルギーの診断は、パッチテストなどで行えます。
パッチテストとは、アレルギーの原因になりそうなものを肌に触れさせ24時間置いておく診断方法です。
チェックできるのは薬品、ダニ、カビ、植物、金属などです。
肌に塗れるものであれば一通り試せるので、化粧品・パーマ液・除毛クリームなど幅広い種類のものをテストできます。

パッチテストは保険適用内で実施可能です。
テストの数によって値段や点数が異なります。

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