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対談YUKAと世界の女性たち

file02:北京(中国)からの留学生、楊(やん)さん

ソウルの医学生、金さん

結婚できる男性の条件
中国の育児環境
時代と離婚率

男性もご飯が作れないと結婚できません

中川: 結婚についてどのように考えていますか?
楊: 男性に頼る考えは、もう古いです(笑)。そういう時代ではありません。だから、今の家庭も変わりました。昔の中国の家庭は日本とあまり変わらなくて、「男性は外で働いて、女性は家で家事をします」。でも、今の中国では男性が・・・、これは冗談のように聞こえますけど事実なんです。今は、男性もご飯が作れないと結婚できません。能力を持っている女性たちは、みんな働いています。結婚しても続けますので、家事のことを女性に任せてばかりだと・・・。
中川: 生活がやっていけないですよね。
楊: そうです。
中川: 夫の方が早く帰ってきて、奥さんが外から帰ってくるのをじっと待っている。そういった男性が日本にはたくさんいるらしいですけど、中国では考えられない?
楊: 考えられないですね〜。
中川: 子育てはどうですか?
楊: 子育ては、親が助けてくれます。
中川: そういう、女性が働きやすい環境が伝統的というのはとってもいいですね。でも、年代を通して考える時、李さんが出産する時、お父さんお母さんは50代ですけど、お父さんたちだって仕事と家庭、大変でしょう?どうやって助けるんですか?近くに住むんですか?
楊: 普通子育ては、夫の父母が助けてくれます。だって中国人の場合は、女は結婚したらその(結婚した相手先の)家庭のものになります。
中川: ああ、そういう考えはやはり変わっていないんですね。
楊: 変わったんですけど、やっぱり根強いです。
私の義理の母が言ったんですけど、もし私が妊娠して子供を生んだらすぐ日本へ来て、自分の給料で私たちの生活を支えてくれますって。
中川: でも、どうしてお母さんは仕事をキープできるんですか?日本では考えられません。
楊: あ、中国の場合は・・・。今、義理の母は助教授で、今は準教授といいますけど、5年のなかに一年の年暇が取れます、有給で。
中川: それは、学校の先生だから?
楊: そうです。
中川: 企業に勤めていたら?
楊: う〜ん、有給はありますけど。でも難しいです。
中川: 私が知っているもう一人の中国人の女性は、仕事をどうしているのかなと疑問だったんです。彼女も九州大学に来ていて、私と一緒のMBAだったんですけど、日本で出産したんです。衛生環境がいいからと。
楊: そうです!
中川: それで、これから日本で出産をという時に、両方のお父さんとお母さんが何ヶ月もこちらにいらっしゃってるのに、私びっくりして!どうやって生活するんですか?って、とっても聞きたかったんです(笑)。
楊: あははは。
中川: だって、お父さんまで来るんですよ?お母さんだけならともかく。どうやって生活するんですか。とっても信じられない!
楊: 例えば、うちの父は今55歳なんですけど、もう貯金がいっぱい貯まっています(笑)。もし、私が子供を産んだら、父も母も安心して来れるんです。
中川: ああ。年金はないんですか?
楊: 公務員しかないです。
中川: じゃあ、本当に若いうちに体が丈夫なうちに、頭と体が使えるうちに、一生懸命働いて、仕事をして貯めておかないと、大変なことになりますね。
楊: そうです。
中川: ふ〜ん、だから一生懸命・・・。なるほど、よくわかりました。

(離婚は)増えてますね、そしてどんどん増えていくと思います。

中川: 韓国では、一つの学年(医学部)に3分の2女性がいるようなところも出てきたそうです。中国では、どうですか?  
楊: そこまではないです。
中川: どうしてでしょう?私は、医師というのは、確かに男性に向いている科もあるかとは思いますが、その他の科には、女性がもっとたくさんいてもいいと思うところもあるのですけどね。
楊: 多分、医者先生より普通のOLの方が楽で。
中川: どっちの方がステータスが上とか、そういう考えはないんですか?
楊: やっぱり伝統的な考えで、女性はやはりいい旦那さんにお嫁に行った方が・・・。
中川: いいってことなんですね。でも中国は最近離婚も増えているんでしょ?
楊: そしてどんどん増えていくと思います。
中川: ははははは(笑)。
楊: 時代が変わって、家族関係も不安定になっていますので。

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