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対談YUKAと世界の女性たち

file01:ソウルの医学生、金さん

ソウルの医学生、金さん

結婚 と 仕事
現代の韓国人女性の
ライフスタイル

結婚後も働く女性が多くなりました。

中川: 女性が仕事をしながら結婚もする、この両方をするのはとっても難しいで す。日本の女性は、結婚したら終わり、結婚が目標という人が多い様な気が しますけど、韓国ではどうですか?
金: (韓国は)日本と似ているところもあります。韓国も、結婚したら自分の仕事を辞める人は多いです。
中川: それは自分の意思で?
金: それもあるし、環境があまりよくないから。でも、この頃はずっと働く女性が多くなりました。
中川: 働く女性が増えたのはなぜだと思いますか?お金のため?それとも自分のため?
金: 景気が悪くなりましたから(お金のためです)。それで男性が働く女性 を必要とします。
中川: 経済的に、ということ?働こうという意思をもった女性がいいということではなく、お金の方? 経済的な理由が大きいのですか?
金: はい。
中川: 今、韓国は景気が悪いんですか?
金: 悪いです。男性も女性も公務員とか、医師になりたいという人が多いですね。
中川: 日本では、例えばキャビンアテンダント(いわゆる、スチュワーデス)とか、アナウンサーなどがマスコミによって女性にとっての憧れの職業といわれていますけど、韓国の女性にとってもそうですか?
金: スチュワーデスやアナウンサーは、制限がありますよね?身長とか、顔 とか、コネクションとか(笑)
中川: 能力とは別の問題がありますからね(笑)
金: 韓国で一番女性に人気があるのは、先生と公務員です。安定しているから。
中川: 理工系に行く女性は少ないですか?韓国でも。
金: まだ、少ないです。企業での地位が女性にとって不安定だと考えているからです。
中川: 日本では、医学部や歯学部、特に歯学部では女性がすごく増えてきましたけれど、韓国では医学部や歯学部にどれくらいの割合で女性がいますか?
金: 今、歯学部は半分くらい女性がいますけど、医学部は3分の2くらい。
中川: 日本では考えられない(多さ)ですね、3分の2が女性ですか?
金: 多分、兵役の関係で・・・。
中川: 男性は二年間兵役の義務がありましたね。なるほど、医学部よりも早く一人前になって収入を得て自立できるから歯学部の方が人気があるんですね。
金: 医師になるためには10年訓練が必要ですよね。卒業しても収入は低くて両親にとってとても負担が大きいです。
中川: お父さんやお母さんたちの生活も大変だから、お互いが思い合った時、やはり歯学部に行こうと。そうすると入学は、歯学部の方が難しいのですか?
金: はい。現在は入試制度も変わりつつあります。日本のような6年生の医学部とアメリカ式の医学大学院制度が両方あります。私は新しい制度のおかげで医学大学院に合格できました。

兵役中の恋愛って?

中川: あと、軍隊のことで思い出しましたけれど、大学に入った時に同級生の男の子を好きになったり、お友達などできたりしますよね。彼らを好きになったとしても2年間軍隊に行ってしまうわけですが、その2年間恋人として関係を続けられるのかなというのが昔から疑問だったのですが。韓国の女性はどのように考えているのでしょうか?最初から付き合わないのかしら?2年間待つ?
金: 待つ人もいると思いますが、あまりいないですね・・・。
中川: 仕方ないとはいえ、現実的ですね。(苦笑)
金: 待ったら逆に男性にとって負担にもなりますから。軍隊に出る時は別れ るカップルは多いです。2年間、休暇も少ないからあまり会えないです。結婚に関しての考え方も保守的な国ですから。
中川: では、金さんご自身の将来について教えていただけますか?結婚や仕事についてはどうお考えですか?
金: 私が一番心配しているのは、結婚と子供のことなんです。四年ぐらいのうちに結婚したいのですけど、私には医学部での勉強とインターンのレジタントがありますので・・・。今はわからないです。ほんとうに。必死に勉強についていくことで頭がいっぱいです。英語もまだトレーニングしていますし。
中川: もう友達で結婚し始めた人って出てきました?
金: はい。
中川: やっぱり会社をやめて家に入りましたか?まだ仕事してます?
金: 仕事をしている人もいますけど、やめた人も多いです。

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